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スポーツ外傷での応急処置


サッカーの試合で左膝を怪我した

いけだ接骨院には、

学生や社会人の方が

スポーツによる怪我(外傷)での

 来院が多くあります。

 

 特に捻挫による外傷は

 かなり多く、

 来院されるまでの間に

 応急処置を行うことで

 予後にも影響が出るため、

 怪我をしたら必ず

RICE(ライス)処置を行うよう

患者さんに伝えています。

 

RICE(ライス)処置について


左足を捻挫して発赤、熱感、腫脹が出てきた

 

RICE処置とは、打撲や捻挫など外傷を

負った時の代表的な応急処置方法です。

Rest(安 静)、Icing(冷却)、

Compression(圧迫)、Elevation(挙上)

の頭文字をとって名前にしています。

 

 この処置が早いほど、外傷後の症状を

軽く抑えることができ、

 外傷そのものの治癒も早くなるので

ぜひとも覚えておきたい応急処置です。

 

怪我の急性期におけるRICE処置の説明
緑の木々に朝日の木漏れ日が綺麗

 

1、Rest(安静)

 

 怪我をした部位を動かしてしまうと、炎症が

 悪化して痛みや腫れがひどくなったり、

 治癒が遅れてしまうため、まずは患部を

 動かさずに楽な姿勢で休みましょう。

 ここで無理をして動くと、文字通り

 『怪我が長引く』ことになります。

 

氷がたくさん集まると青く光る

 

 2、Icing(冷却)

 

 ビニール袋の中に氷を入れたものや、

 保冷材を使って患部を冷やします。

 血管は冷やされると細く収縮する性質があり、

 炎症の悪化防止や出血を抑える事ができます。

 患部に直接氷を当ててしまうと、

 凍傷になる恐れがあるので、

 タオル等を巻いてから当てましょう。

 氷を当てているとピリピリとした痛みの後、

 無感覚になるので(約15〜20分)、一旦氷を外し、 

 再び痛みが出てきたら当てます。

 これを最低でも24〜48時間は続けてください。

 

 

足首を捻挫したら包帯で固定します

 

3、Compression(圧迫)

 

 圧迫をすることで、患部の内出血や腫脹を

 防ぐことが目的です。スポンジやテーピング

 パッドを腫脹が予想される部位に当て、

 テーピングや弾性包帯で軽く圧迫気味に

 固定します。この時、強く圧迫しすぎないよう

 注意をしながら巻いてください。

足の下にマットを入れて高くすると浮腫みが軽減します

 

4、Elevation(挙上)

 

 患部の腫れは血液やリンパ液などの

 水分から構成されます。

 水分は身体の高い所から

 低い方へ流れるため、高く上げることで

 腫れた患部の水分が吸収されます。

 その時、できるだけ心臓の位置よりも

 高く挙上することが重要です。

 楽な姿勢で横たわり、イスやクッションなど

 手頃な台の上に患部をのせ挙上しましょう。

運動時の怪我は注意をしていても

 起こってしまうものですが

 大切なのは、その後の対応です。

 

初期の処置が適切に行われないと

たとえ軽い外傷であっても、

治癒は遅れてしまいます。

 

受傷後も運動負荷をかけたため

腫脹と痛みが強くなってしまった、

3~4日たっても腫れや痛みが引かない、

 と来院される患者さんもいますが

この期間こそが出血や腫脹が

助長される期間なので

必ずRICE処置を行いましょう!

 

 

 

 

 JR西大井駅より徒歩2分!

 大井町戸越中延からも通いやすい

 

いけだ接骨院