足底腱膜炎

足底腱膜炎で痛めた左足

 

コロナ禍のランニングで

足底腱膜炎を起こす方が

増加しています!

 

足底腱膜炎とは?


足底腱膜炎で痛む場所の絵

 

足底腱膜炎とは、踵(かかと)の骨から足の指の付け根にかけて伸びている組織(足底腱膜)が

炎症を起こし、痛みなどの症状が出る病気です。足底筋膜炎とも呼ばれます。

 

足底腱膜は、アーチ状になっている足の『土踏まず』を支える重要な役割を担っており、

足への衝撃を 和らげるクッションの働きも担っています。

 

このクッション機能が低下し、足底腱膜に過剰なストレスが加わることで

足底腱膜と骨の付着部で炎症が起きます。足底腱膜の柔軟性が無い偏平足である

長時間の立位や歩行を行うランニングをするなど足底に負荷の加わる動作を

何度も過剰に繰り返す使い過ぎ(オーバーユース)が原因で足底腱膜に炎症が生じ、

踵(かかと)の内側前方から中央にかけて痛みが生じます。

 

 

足底腱膜炎の原因は?


足底腱膜炎は、足底腱膜と骨の付着部で炎症が起き、足底腱膜が『固くなる』ことで

うまく伸び縮みできず、その付着部の踵や親指の下あたりの筋肉などが無理やり

引っ張られることで筋肉に微細断裂が起き、周辺に痛みが出ます。

 

足底腱膜炎を発症する原因としては、次のような事が挙げられます。

1,激しいスポーツなど、繰り返し強い衝撃を足に与えている  

陸上競技やサッカー、バスケットボール、バレーボールなどランニングやジャンプなどで

踏み込む動作が多い人は、足底筋膜や筋肉が硬くなります。その状態で毎日ケアをせずに

衝撃を与え続けると、炎症が起き、足底腱膜炎を発症しやすくなります。

また、固い路面でのトレーニングは特に注意が必要です。

 

 

2,疲労の蓄積(オーバーユース)や加齢による

長時間の立ち仕事は、足底への圧が強く続くためクッション性が低下し

足底腱膜炎になる場合があります。また、年齢とともに体内の水分量が低下するため

足底筋膜の柔軟性が低下し、足底筋膜炎になる確率が高くなります。

3,足底のアーチの高さが崩れている人

足底のアーチが高すぎる人(ハイアーチ)や低い人(偏平足)は、不均等なストレスが

足底にかかりやすいため、足底腱膜に負担がかかりやすくなります。

足底に胼胝(タコ)ができている人、できやすい人は足底のアーチや過重のバランスが

崩れているため注意が必要です。

 

4,ふくらはぎやアキレス腱の柔軟性が低下している人

ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)やアキレス腱の柔軟性が低下している人は、歩行時などで

踵が上がる際、引き上げる力が弱くなり足底腱膜に牽引力が掛かりすぎてしまいます。

その状態を繰り返すことで、足底腱膜炎を発症しやすくなります。

5,靴を新しくした人、サンダルをよく履く人

今まで履いていた靴から変えた場合にも起きることがあります。また、サンダルのように

かかとが固定されない靴や足底が薄すぎる靴、クッション性がない靴なども足底腱膜に負荷がかかります。

特に靴のサイズが合っていない場合、歩行時に靴の中で足が前後に動いてしまう事も原因になります。

 

足底腱膜炎の症状は?


加重時の足底部痛は、下図の①の踵に近い足底腱膜起始部に

一番多く起こります。また、②の中央部や③の遠位部も好発部位です。

 

同じ足底筋膜炎でも、痛みの出る部位に差が出るのは、人それぞれ

股関節の歪み方や歩き方、体重の乗せ方のが影響しているからです。

 

 

足底腱膜炎の主症状は、足底が地面に着いた時のかかとの痛みです。

特に、朝の起床時の一歩目やしばらく座っていた後の立ち上がり、

運動前よりも運動後などに起こるのが特徴です。

 

他にも、

 

・歩くと踵やその周辺が痛い

・足の裏を押すと痛い

・足の裏がつっぱっている感じがする

・夕方になると痛みが強くなる

・運動後、または翌日に痛い

・朝遺体が、動いていると徐々に軽減する

・階段、つま先立ちなどで痛い

 

といったことが挙げられます。

 

症状は個人差があり、急に強い痛みが出たり、だんだんと痛みが強くなる人もいます。

歩行は日常生活において必ず行う動作です。一度発症してしまうと

患部への負担軽減が難しくかなか治りにくい場合も数多くあります。

 

 

足底腱膜炎の治療法


足底腱膜炎の治療で一番大切なのが『足裏の安静・休息』です。

運動を行っている方は、運動量を減らすとともに超音波治療器

患部の炎症を鎮め、組織の修復を促していきます。

 

 

 

いけだ接骨院では、患部の足底腱膜だけを治療するのではなく、

身体のバランスを整える治療を同時に行います。

そうすることで、左右の足底にかかる圧をなるべく均等な状態に戻し、

足底筋膜への負荷を軽減します。

また、治療後は足底へのテーピングなどの処置を行う場合もあります。

 

痛みがそれほど強くない時は、安静にするだけで改善する事もあります。

しかし、慢性化すると痛みがなかなか取れにくい厄介な病気ですので

足の裏に違和感を感じたら早めにいけだ接骨院までご相談ください!

 

 

足底腱膜炎でお困りの方は

いけだ接骨院までご相談ください!

国家資格者が症状に応じて

施術しますので

安心してご来院ください!

 

 

 

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予約制で診療しています。

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